楽天は19日、スマートフォンやタブレット端末向けのアプリ(応用ソフト)を販売する「楽天アプリ市場」サービスを開始した。米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載端末向けで、当初はゲームや知育、ライフスタイルなど181社393本のアプリを提供。これまで有料アプリをあまり利用していなかった楽天会員を呼び込むと同時に、アプリ開発者を巻き込んだ楽天の新しい事業モデルにつなげるのが狙いだ。
利用には、専用アプリ「楽天アプリ市場」のインストールが必要。同市場でのアプリ購入やアプリ利用時の課金には「楽天スーパーポイント」を利用でき購入額100円につき通常の10倍に当たる10ポイントを付与する。
またトレンドマイクロと提携し、専用アプリをインストールした端末にセキュリティーチェック機能を提供。毎月1回、不正アプリのスキャンを無料で行えるほか、1回100円で追加利用もできる。