販売量落ち込み…ブーム一服のボージョレ 定着のカギはお祭り騒ぎ? (1/4ページ)

2015.11.23 17:02

近鉄主催のボージョレイベントで使用される観光列車「つどい」(同社提供)

近鉄主催のボージョレイベントで使用される観光列車「つどい」(同社提供)【拡大】

  • ボージョレ・ヌーボーのパーティー(イメージ写真)

 フランス・ボージョレ地方の新酒「ボージョレ・ヌーボー」の解禁日(今年は19日)に合わせたイベントが進化してきた。食事と組み合わせた従来の形式に加え、婚活イベントと組み合わせたり、電車の車窓を楽しみながらワインを楽しむなど多様化しているのが特徴だ。実は、ボージョレはかつてのブームが一服し、販売量も落ち込んでいるのだという。専門家は「ハロウィーンとクリスマスの間にお祭り騒ぎを楽しむイベントになれば生き残る」と指摘する。(栗井裕美子)

 ブームは収まる

 ボージョレの輸入販売を手掛けるサントリーワインインターナショナルによると、ボージョレが日本に上陸したのは30年ほど前という。次第に、時差の関係から本場フランスより早く解禁される特別感もあって人気が過熱した。

 しかしピークの16年に比べ近年の販売は4分の1程度で推移している。同社は「ブームが収まった」とみているが、これ以上の販売量の落ち込みは避けたいところだ。

同社によると、ブームが一服した後は、ボージョレの解禁日を…

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