百貨店大手4社が2日発表した4月の既存店売上高(速報値)は、全社とも前年同月を下回った。円高の影響などで、3社で訪日客の免税売上高がマイナスだったことが響いた。
J.フロントリテイリングは前年同月比6.5%減で4カ月連続のマイナス。訪日客の来客数の減少に加え、消費の中心が高額品から消耗品に移ったため客単価も減少。免税売上高は約3割減で前月から減少幅が拡大した。
三越伊勢丹ホールディングスは4.3%減。免税売上高は11.6%減で、免税対象品目が拡大された2014年10月以降で初のマイナスとなった。そごう・西武も3.3%減。免税売上高が約1割減少したことが響いた。高島屋は免税売上高が10%増で過去最高の32億円と好調だったが、紳士服や婦人服の低迷が響き、売上高は0.8%減だった。