
新事業構想共同発表会で、写真撮影に応じるライザップの瀬戸健社長(右)とSBIホールディングスの北尾吉孝執行役員社長【拡大】
インターネット証券などを手掛けるSBIホールディングスと、フィットネスクラブの運営などを行うRIZAP(ライザップ)グループは、ヘルスケアにおける事業提携を加速させる。今月から共同開発したサプリメント(栄養補助食品)を発売しており、SBIが研究開発を進めるアミノ酸市場の拡大を目指す。
「ライザップグループはALA(アラ)100億円市場の創造にコミットします」。今月12日、東京都渋谷区で開かれた両社の新事業構想共同発表会で、ライザップの瀬戸健社長は事業提携の成果を打ち上げた。
両社は昨年10月、ヘルスケア事業の共同開発などを含む事業提携契約に合意。美容・健康に関するヒット商品を開発・販売してきたライザップと、ヘルスケア・バイオ関連事業を事業の柱としたいSBIの思惑が一致した。
SBIがヘルスケア事業の牽引(けんいん)役として期待するのがALA(5-アミノレブリン酸)。アミノ酸の一種で、体内の代謝を促進し、血糖値の改善や基礎代謝の向上などの効果があるという。SBIは2008年にSBIアラプロモ(現SBIファーマ)を設立。ALAを活用し、がん診断への応用や健康食品、化粧品の研究開発を進めている。