パナソニックは28日、商業施設や街頭などのデジタルサイネージ(電子看板)向けコンテンツ配信事業を強化するため、来年1月に新ブランド「アクロサイン」を立ち上げると発表した。訪日外国人の増加を背景に、多言語で情報発信できる電子看板の市場は拡大しており、需要取り込みを急ぐ。
新ブランドでは、発注に応じ広告映像をパナソニックが立案、作成するとともに、配信に関する業務も一括して請け負う。災害情報など緊急度の高いデータも迅速に配信できるのが強み。
パナソニックは電子看板を展開する企業や自治体向け事業で、今後3年間の売り上げを計150億円程度に積み上げる方針。