【朝日新聞会見詳報(8)】問題拡大の原因は…「記者の思い込み、チェック不足が重なった」木村社長 (1/5ページ)

2014.9.11 22:35

木村伊量社長の会見には多くの報道陣が詰めかけた=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)

木村伊量社長の会見には多くの報道陣が詰めかけた=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)【拡大】

  • 会見した木村伊量社長(中央)、杉浦信之取締役編集担当(右)ら=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)
  • 会見した木村伊量社長=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)
  • 会見した木村伊量社長=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)

 (20:40~20:50)

 《東京電力福島第1原発所長として事故対応にあたった吉田昌郎氏=昨年7月死去=が政府事故調査・検証委員会の聞き取りに答えた「聴取結果書」(吉田調書)に基づく記事の撤回を表明した朝日新聞の会見は、開始から1時間以上が経過しても、質問者の手が上がり続けている》

 《会見場の前方には、朝日新聞幹部として木村伊量社長、杉浦信之取締役編集担当、喜園(よしぞの)尚史執行役員知的財産・広報・ブランド推進・環境担当の3人が着席。質問内容に応じてそれぞれ回答する》

 記者「本日の会見の経緯について伺います。本日、何度か広報に連絡しましたが『まだ発表することはない』と言われました。しかし、朝日新聞の記者が『社長の会見がある』と(短文投稿サイト『ツイッター』で)ツイートしていた。どのように会見をすることにして、発表したんですか」

 喜園執行役員「すべて段取りが固まった段階で、お知らせするということをやらせていただいた。色々な情報が流れたが、組織としてはきちっと(会見概要を)連絡できるときに連絡した。基本的に、(会見は)何時からどこ、とお知らせできるというところで、今回もお知らせさせていただきました」

記者「御社の報道が、国際的非難を呼んだことについて」

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