激変…かわいくなった「太秦萌」 京都市営地下鉄“地道すぎる”取り組み (1/7ページ)

2015.2.22 17:04

リメークされた「太秦萌」のデザイン(京都市交通局提供)
リメークされた「太秦萌」のデザイン(京都市交通局提供)【拡大】

  • 京都市営地下鉄構内に張られたオリジナルキャラクターのポスター。左から「小野ミサ」、「太秦萌」、「松賀咲」=京都市下京区(志儀駒貴撮影)
  • カロリーとメッセージを表示した四条駅の階段(京都市交通局提供)
  • カロリーとメッセージを表示した京都市役所前駅の階段(京都市交通局提供)
  • カロリーとメッセージを表示した四条駅の階段

 初乗り運賃が210円と全国一高い京都市営地下鉄は、実は厳しい経営難に陥っている。烏丸線と東西線を建設する際にかかった建設費が重くのしかかっているのだ。ネックになったのは埋蔵文化財調査。トンネルを掘り進めるたび、文化財の調査が必要となり、想定より建設費が上積みされたという。財政健全化法に基づく経営健全化団体にも指定され、経営はいわばイエローカードを突き付けられた状態。この危機を乗り越えるためには利用客を増やすしかないと、市交通局が掲げた目標は「1日あたり5万人増」。オリジナルのキャンペーンキャラクター「太秦(うずまさ)萌」を誕生させるなど地道な取り組みを重ね、目標達成を目指している。(小川原咲)

 8500億円の建設費

 慢性的な交通渋滞に悩んでいた京都市内。古都を南北に走る市営地下鉄烏丸線が昭和56年に北大路-京都間で営業を始め、順次延伸された。平成9年に東西線も開通すると、市内の交通環境は飛躍的に向上した。

 しかし、その建設には約8500億円という莫大(ばくだい)な費用がかかった。バブル期で建設費が高額となったことに加え、京都という土地柄ゆえに、トンネルを掘るたびにさまざまな遺跡にあたるケースが多く、文化財保護法に基づく埋蔵文化財の発掘調査を繰り返し行うことに。多額の負債もあり、運賃の設定が高めになったという。

しかし実際は約32万人と想定を大幅に下回り、経営がさらに悪化

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。