「原子力は最大・最強の科学技術」 規制委員長、新人職員任命式で訓示

2015.4.1 10:40

 原子力規制委員会は1日、原子力規制庁の新規採用職員の任命式を行い、22人が新しいスタートを切った。今年度は原発の再稼働が見込まれることもあり、新人職員は厳しい顔つきで任命式に臨んでいた。

 規制委の田中俊一委員長は訓示の中で「原子力は極めて大きな可能性を有する科学技術で、人類が発見した最大・最強の科学技術と言っても過言ではない」と強調。その上で「その力が大きい分、謙虚で誠実に向き合わなければ、より大きな弊害をもたらすことになる。福島第1原発事故は、そのことを私たちに厳しく問いかけている」と述べた。

 新人職員の山田創平さん(24)は「福島の事故には難題が山積しており、新規制基準の適合性審査でも誤った判断は許されない。一刻も早く一人前の職員となり、任務をまっとうできるよう最大限努力する」と誓いの言葉を述べた。

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