お米を熟知した50代~70代の農家のお母さんで作る新潟県の県米PRユニット「新潟ライスガールズ」。彼女たちが新米のコシヒカリをその場で握るおにぎりショップが東京・丸の内で期間限定営業しています。
東京駅前の商業施設「KITTE」4階「菜な」にある「結家(むすびや)」で11月28日まで月~水の週3日、ライスガールズのメンバーが2人ずつ店内のカウンターでおにぎりを握っています。具材は「北海道産イクラ」「福岡県産明太子」、メンバーの林アイ子さん手製の「塩麹(こうじ)柚子こしょう」など6種類。
10月に行われたオープニングイベントには首都圏の女性約150人を招待しました。おいしいものをブログやツイッターで伝えたくなる乙女心を期待したのです。ライスガールズの面々は手分けして、おにぎりを握ったり、ふんわり握るコツを伝授したりと、大車輪でした。
もっとも、県農林水産部の福原実さんは「新潟のコシヒカリのおいしさは定着しているが、全国で多くのブランド米が誕生し、競争が激しくなっている。消費者においしさを訴えなければ離れていってしまう」と話します。コメ収穫量全国1位のプライドと危機感がライスガールズの笑顔を生んでいるのです。
<プロフィル>
みねだ・まさよ NHK山形、同千葉放送局出身。現在、ナレーションや司会などで活動。産経新聞「産経抄」音読担当。
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