広島県東部の三原市が「行くとハッピーになれる街、三原」として売り出し中です。柱は名物のだるまとタコ。だるまは縁起物、タコは足が8本で末広がりとハッピーつながりです。
三原だるまは普通のだるまに比べて縦長い体型が特徴。振るとカラカラと音がし、「願いが成る」にかけて、砂や小石などの鳴り物が入っています。毎年2月に開かれるだるま市「神明市」の歴史は430年以上。大きさは日本一という高さ約4mの巨大だるまがお出迎え。だるま作りが体験できる工房、だるま型の巨大な遊具「ミハラッキー」も登場しました。だるまといえば、群馬・高崎が有名ですが、三原も負けていません。
一方のタコ。足1本を丸ごと天ぷらにした「タコ天」などで親しまれ、三原駅の駅弁にも使われる名物。タコが描かれた絵馬やタコの置き物も作られています。英語の「オクトパス」から「置くとパス」、置くと合格する受験祈願の縁起物です。
瀬戸内の風景はもちろん、冷やして食べるクリームパンといった魅力もあります。「ハッピーになれる街」を定着させ、2年後の三原城築城450年に合わせ、観光客を2013年の338万人から450万人に増やすのが目標です。
<プロフィル>
にしむら・まさゆき 岩手朝日テレビ・長崎国際テレビ出身。防災士。報道デスク経験を生かし、原爆や広島の土砂災害取材を続ける。
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