大人向け「キャラ文芸」台頭 ライトノベルと一線…ドラマ化にも向く (1/4ページ)

2015.9.27 07:12

各社の参入が相次ぐ新ジャンルの文庫本

各社の参入が相次ぐ新ジャンルの文庫本【拡大】

  • 文庫本推定販売部数過去20年

 20代以上の大人に向けた「キャラクター文芸」などと呼ばれる文庫の品ぞろえを出版各社が強化し、書店の店頭でも目立つようになってきた。表紙にイラストをあしらっているものの、青少年が主対象のライトノベルとは異なり一般の文芸書に近い作風で、昨年から新レーベルが続々登場。不振が続く文庫市場で、この分野の作品が気を吐いている。(溝上健良)

 新レーベルが続々

 登場人物の魅力を前面に押し出しているためキャラクター文芸と呼ばれたり、一般文芸書よりは軽めの文体でライト文芸と呼ばれたりする新分野の作品群は、呼び名も定まっておらず、定義も難しい。ただ従来のライトノベルが主に10代の青少年向けで、ある程度の「萌え」やファンタジーの要素を含み、男女別に分かれたレーベルが多いのとは一線を画し、ミステリーなど現実世界と地続きの作品が多いのが特徴といえる。

 昨年6月に富士見L文庫(富士見書房)が創刊されたのを皮切りに、招き猫文庫(白泉社)、朝日エアロ文庫(朝日新聞出版)、集英社オレンジ文庫といった新レーベルの立ち上げが相次いだ。昨年8月末には、新潮文庫に新たなシリーズ「新潮文庫nex(ネックス)」が登場。「スマホやマンガに親しんできた20代、30代の人が小説を読む入り口となるものを作ろうと考えた」と担当編集者の高橋裕介さんは明かす。

文字よりもイラストが目立つよう工夫

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。