【株ピタッ!!】
「半年先を行く株式市場」という言葉を借りるなら、「リニア中央新幹線」が物色テーマとして本格始動する。2014年度にJR東海が着工予定のこの計画は、2010年5月に明らかとなり、現在までにスケジュールの変更はされていない。
計画によると、東京-名古屋間の開業は2027年、総投資額は5兆1000億円に及ぶ。
このうち、車両費を除いた建設工事費は4兆8000億円。この金額を建設期間の13年で単純平均すると、1年当たりで約3700億円となる。
これは2020年の開催地候補に立候補している東京オリンピックのメインスタジアムなどの施設建設費3557億円を上回る金額だ。