独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が2014年度から、海や池、湖に浮く水上メガソーラー(大規模太陽光発電所)を陸上と同等のコストで設置する国内初の技術開発に乗り出す。
陸上にメガソーラーを設置できる土地や屋根が足りなくなることを想定。陸上に比べ設置コストが高く、安全性も低いという課題を解決し、水上を新たな導入場所として開拓する。国内企業に実証実験を委託し、16年度中の実用化を目指す。
水上メガソーラーは太陽光パネルを水に浮かせ、係留して発電する。ただ、地面や屋根と違い、水上では天候によって波が荒れたり水の浸入が起こる不安定な環境であることから発電の安定性は低いとされる。
またパネルを乗せる浮体設備の製造など陸上にはない余分なコストがかかり、導入が進んでいない。昨年7月に国内初の水上メガソーラー(出力約1200キロワット)が埼玉県桶川市内の調整池でようやく稼働したが、事業費は約4億円で、陸上設置より約3割高かった。