アジア主要空港の国際線旅客機【拡大】
国土交通省の有識者会議が羽田、成田両空港の発着枠拡大に向けた方策を6日示した。実現すれば、アジアのハブ(拠点)空港をめぐる韓国・仁川などとの国際競争での日本の巻き返しにつながると期待される。ただ、騒音面で周辺住民の理解を得るなどの課題も抱えている。
アジアでは経済成長を背景に航空需要が増大し、主要空港の間で競争が激化。国際線の旅客数は、東日本大震災が発生した2011年に羽田、成田は仁川やタイ・バンコクに逆転され、香港、シンガポール・チャンギを含むアジアの5空港の中で最下位に転落した。
また、07~12年の国際線旅客数の平均増加率は他の4空港が4~7%なのに対し、羽田と成田の平均増加率は1%弱にとどまる。
羽田、成田を合計した年間発着枠は現在71万7000回。だが14年度中には74万7000回に拡大、アジアでトップクラスとなる。