韓国で歓迎される“良心的日本人”… 過剰な気づかいが「誤解」を招く (2/4ページ)

2014.9.16 06:45

 その場では韓国側から、歴史問題をめぐる反省や謝罪を何も要求されていない。それなのに、保守系議員がなぜこうした発言をわざわざするのか。個人的な考えや歴史観による発言といってしまえばそれまでだ。だが、あえて言えば、韓国の歴史教育は「日本」との関わりが占める割合が多いが、日本では古代から近現代まで、朝鮮半島との関係史以外も幅広く教えられる。

 また、このパネリストによれば、現在日本に住む在日韓国朝鮮人のほとんどが「自主的」ではなく、「強制」され、日本に来た人々の子孫ということになる。隣国に招かれた場で、韓国側に気を使ったのかもしれないが、あまりにもリップサービスが過ぎる場当たり的発言だと感じた。

 韓国で、特に公の場で相手に百パーセント同調したような発言をすることは、安易な手法だと思う。当地での居心地は悪くはならないし、“良心的日本人”として大歓迎されさえする。最近の例では今年、2回訪韓した村山富市元首相がいる。慰安婦問題に関する「村山発言」で、村山氏は韓国メディアに持ち上げられ、常に「良心的日本人として知られる」といった枕詞(まくらことば)を付けて呼ばれている。

相手側の反発を過剰に予測し“予防線”を張る日本人…

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