盆踊りを一眼レフデジカメで撮影するOLのノフィさん(30)。「きれいに撮ってインターネットの交流サイトに載せるのが楽しい」と目を輝かせながらファインダーをのぞいた=中央ジャカルタ・スナヤン(横山裕一撮影)【拡大】
売れ筋が二極化
ジャカルタ中心部から周辺部にかけてのショッピングモールの急増もあり、デジカメ販売店は首都圏で現在1000軒以上といわれている。南ジャカルタのクマンにあるカメラ専門店「ジャカルタ・フォトグラフィ・センター」では週末だけでなく、平日でも客足が絶えることなくにぎわっている。豊富な品ぞろえに加えて、カメラに詳しい店員が充実していることも人気の秘密だ。
セールス担当のマリアさんによると、一眼レフはキヤノンとニコンの35万円台のハイレベルな機種が最近はよく売れている。一眼レフに比べて小型で軽量なミラーレスも人気があり、富士フイルムとソニーの20万円台の製品が人気を二分し、オリンパスが追随しているもよう。