フィリピンで2カ所目となるカジノ付き統合リゾートが始動する。フィリピンのカジノ運営会社プレミアム・レジャーによると、同社がカジノ営業権を取得したマニラ湾沿岸地帯に建設中の「シティ・オブ・ドリームス」が11月中に開業する見通しだ。現地紙インクワイアラーなどが報じた。
シティ・オブ・ドリームスは総額12億ドル(約1299億円)の大型プロジェクト。マカオのカジノ運営大手メルコ・エンターテインメントが開発を主導し、敷地面積6万2000平方メートルのなかにカジノ施設や家族連れを想定したアミューズメント施設、宿泊施設や会議施設を建設する。
宿泊施設がホテル6棟、合計客室数は950室となる見込みで、このなかには米国で日本料理店を展開する松久信幸氏が監修する「ノブ・ホテル」(320室)も含まれる。