2.6%に激減、太平洋のマグロ「親魚」保護課題に 水産庁「稚魚規制がベスト」及び腰 (1/3ページ)

2016.6.14 06:22

水揚げされたクロマグロ。巻き網漁の漁獲量が増加傾向にある=2015年5月、鳥取県境港市

水揚げされたクロマグロ。巻き網漁の漁獲量が増加傾向にある=2015年5月、鳥取県境港市【拡大】

 高級トロ目当ての乱獲が進み、絶滅の恐れが高いとされた太平洋のクロマグロ。その資源量は依然として低レベルで、漁獲規制の強化を求める声が、漁業者からも出始めた。クロマグロの資源回復は可能なのだろうか。

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 「2014年の産卵能力がある親魚の量は1万6557トンと推定され、漁業が本格化する前の2.6%でしかない」-。太平洋クロマグロの資源評価をしている北太平洋まぐろ類国際科学委員会(ISC)は4月、最新の資源評価でこう結論づけた。

 ISCによると、親魚の量は10年の約1万2000トンから増える傾向にはあるが、過去に最も少なかった1984年の約1万1000トンに近い。資源量は2年前にISCが行った評価のほぼ半分で、これまでの推定は楽観的すぎたことになる。新たに群れに加わった若い魚の資源量も2014年は500万匹を切り、3000万匹近くあった1950年代に比べると極めて低い水準だ。

マグロ漁業者の中には「産卵期の親魚の禁漁も行うべきだ」との声が高まっている

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