国土交通省は7日、全国の高速道路の標識に路線番号を表示することを正式決定した。第1弾として、今月26日に開通する首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の茨城県内区間に、圏央道を示す「C4」を表示する。全国の高速道路標識を順次更新していき、地図やカーナビにも反映するよう事業者に働き掛ける。
路線番号は、日本で車を運転する外国人にも分かりやすい表示にする狙いで国交省が昨年、高速道路に割り振っていた。
英語で高速道を指す「Expressway」の頭文字と、並行する主要国道番号の組み合わせを原則としており、例えば国道2号と同じ方向を走る山陽道は「E2」。環状路線は英語の「Circle」の頭文字を使い「C4」などとする。