グリコのポッキー世界戦略 「赤ヘル部隊」「ポッキーワゴン」投入 (1/5ページ)

2014.3.27 07:00

量販店に向け出発するグリコの「赤ヘル部隊」。そろいのユニフォームやヘルメットは、日本発のアイディアだ=2月11日、インドネシア・ジャカルタ市

量販店に向け出発するグリコの「赤ヘル部隊」。そろいのユニフォームやヘルメットは、日本発のアイディアだ=2月11日、インドネシア・ジャカルタ市【拡大】

 江崎グリコ(大阪市)がチョコレート菓子「ポッキー」の“世界ブランド”化を目指し、インドネシアでの事業展開を強化する。現在世界約30カ国で販売されている「ポッキー」は、昨年の売上高が前年比3割増の約400億円だが、2020年に約2・5倍の10億ドル(約1千億円)にまで引き上げるのが目標だ。

 人口2億4千万人で世界4位のインドネシアは、世界の菓子メーカーが近年注力する有望市場。グリコは「赤ヘル部隊」や「ポッキーワゴン」など、独自のアプローチを展開で世界を目指す。

 午前9時半、「赤ヘル部隊」出動!

 午前8時半過ぎ。インドネシア・ジャカルタ市中央部にあるグリコの販売代理店に、「Pocky」のロゴが入った赤いポロシャツ姿の男女が続々と集まり、会議が始まった。赤いポロシャツの男女は、グリコがインドネシア国内12カ所に構える販売代理店の従業員。ポッキーの営業担当だ。

 議題は、担当店舗の売り上げや課題についての情報共有。約1時間後、従業員たちは「Pocky」ロゴ入りの赤いヘルメットを被ると、オートバイに乗って次々と出発した。

「商品を並べる棚(枠)を買い取っても、注文が来ない」

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