量販店に向け出発するグリコの「赤ヘル部隊」。そろいのユニフォームやヘルメットは、日本発のアイディアだ=2月11日、インドネシア・ジャカルタ市【拡大】
だが、2011年のタイ洪水の影響で、タイでの生産は停止。輸入再開には1年の時間を要し、一時インドネシアでの販売はゼロになった。グリコはここでインドネシア駐在を置くことを決め、タイ現地法人の駐在員事務所長だった田崎圭さん(41)が、昨年1月に着任。今年3月に設立されたインドネシアの販売会社で、取締役マーケティング本部長に就いた。
田崎さんが進めてきたのは代理店との情報共有、業務効率化など。「赤ヘル部隊」の共通ユニホームも、「『私たちのブランドだ』という誇りを持ってほしかった」という田崎さんのアイデアだ。
米菓子大手の「オレオ」など、グローバルブランドにはまだかなわない「ポッキー」の販路拡大は、地道な戦略に支えられている。グリコ商品の売り上げが良い店の表彰を定期的に実施、「売りたい」モチベーションアップを図っている。“棚戦争”も有利に運ぼうというのがねらいだ。