量販店に向け出発するグリコの「赤ヘル部隊」。そろいのユニフォームやヘルメットは、日本発のアイディアだ=2月11日、インドネシア・ジャカルタ市【拡大】
目的地は、「モダントレード」と呼ばれるスーパーなどの量販店。販路拡大のほか、契約した商品陳列棚にきちんと商品が並んでいるかを確認したり、店舗の注文を受けたりするのが仕事だ。
「商品を並べる棚(枠)を買い取っても、注文が来ない。こんなことはしょっちゅうです」
販売代理店の営業マネジャー、ルーシー・アンドリアニさん(41)はこう話す。競争が激化しているインドネシアでは、他社が勝手にグリコの商品陳列棚の商品を、自社商品に並べ替えてしまうことも日常茶飯事。契約しても店主が商品を棚に並べてくれないこともある。「ポッキー」販売には、こまめで地に足の付いた営業活動が不可欠なのだ。
共通ユニホーム、販売店表彰…地道な販売戦略で勝ち取れ!
グリコのインドネシア進出は40年前。タイ工場で生産した菓子を輸入し、販売代理店を通じて販売してきた。日本由来のアイドルグループ「JKT48」を起用したテレビCMなどでブランドの認知度やイメージアップを推進。順調に販売拡大を進めていた。