日銀が10日発表した5月のマネーストック(通貨供給量、月中平均残高)速報によると、現金や国内銀行への預金など市中に出回る通貨量を示す指標「M3」は前年同月比2.6%増の1182兆5000億円だった。
伸び率は前月から0.2ポイント低下し4カ月連続で縮小。預金から他の金融資産への資金シフトや輸入増による海外への資金支払い増加などが影響した。
M3に含まれる普通・当座預金の残高を示す預金通貨は4.9%増の504兆8000億円。M3に投資信託や外債などリスク性商品を加えた「広義流動性」は2.7%増の1547兆7000億円。