ホンダ任せ、米側の感情逆なで 対応見誤ったタカタ… ソニー失敗の教訓生かせず (2/5ページ)

2014.12.10 06:50

 日本では調査リコールの制度はないが、利用者の安全確保を重視して国交省が自動車メーカーに実施を指示したことを受けて、これに準じた措置を取る。国内では初の試みだ。

 鈍い動き

 一方、タカタの動きは鈍い。9年半前には自動車安全への貢献を認められ、米道路交通安全局(NHTSA)の特別功労賞を部品メーカーとして初めて受賞したのがうそのようだ。

 2005年6月6日、ワシントンでの国際会議で、満面に笑みを浮かべたタカタの高田重一郎社長(当時)が「一人でも多くの命を守るため、安全装置の研究開発に真摯(しんし)に取り組んだ努力が認められた」と喜びを語った。

 「何人死者が出ればリコールを全米に拡大するのか!」

 今月3日に米下院で開かれた公聴会でタカタに対する批判が吹き荒れた。

 タカタ製エアバッグが原因とみられる事故で少なくとも3人が死亡している。タカタは清水博品質保証本部シニアバイスプレジデントが自動車メーカーのリコールを全力で支援する考えを説明したが、議論はかみ合わず、NHTSA幹部は「タカタの対応には失望した」と切り捨てた。

“裏方”との意識ゆえに対応が後手に…

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