修理が済んでいないと自動車登録の更新が難しくなる内容で、提出したのは民主党のマーキー議員とブルーメンソル議員。やはりリコール問題を起こした米ゼネラル・モーターズ(GM)も厳しく追及するなど、米自動車業界にとっては「機嫌を損ねたら厄介」(関係者)な実力者たちだ。
さらに、上院商業科学運輸委は2月26日、より強硬な法案を全会一致で可決する。自動車の製造上の欠陥などに関する「内部告発」に報奨金を出そうというもので、告発者には企業に科される罰金の最大3割が与えられる。自動車メーカーや部品・販売会社の従業員だけでなく、取引先も含まれるなど、網の目を広げて業界への監視を強めようという狙いがうかがえる。
調査打開へ切り札?
これに青くなっているのが、タカタ製エアバッグを搭載して“痛い目”にあった自動車メーカーだ。
難航している欠陥エアバッグの原因調査を急ぎ、一刻も早く事態の沈静化を図らねば、自動車業界への規制や監視がさらにエスカレートしかねない。