大塚家具の大塚久美子社長=9日午後、東京都新宿区【拡大】
「大塚家具は中価格帯から高価格帯の幅広い商品を取り扱う世界的に見ても珍しい業態だ。高級品ばかり扱っているように消費者に認識されていた。だがソファでいえば60万円以上の高級品よりも、20万~30万の商品が本当は売れ筋。これをお客さまもわかっていただいて、大塚家具とお客さまが両思いになればいい」
--これまで勝久前会長は新聞広告やチラシを重視してきたが
「チラシは地域に密着したメディアで、都心部より郊外でメリットを発揮する。また、(価格引き下げなどの)セールス性が強い側面もある。その一方、ブランド面を訴求するには、カタログや雑誌広告の方が優位だ。それぞれの特性に応じて使い分けをしていけばいい」
--小売り各社がネット強化を打ち出しているが
「ネット通販を再開する予定だ。昨年まで展開していたのだが、私が社長を解任されていた期間に、(勝久前会長が)やめた。家具をお店でみて、自宅に帰って、自宅とのバランスをみたり、家族と相談したりして、やっぱり購入しようと決めたときに、ネットで注文するということはこれまでも多くあった。再開するときは、過去のシステムをそのまま使うのではなく、さらにバージョンアップしたい。そのことや要員の配置などを見直す必要があり、検討している」