【スポーツbiz】日本人好みの箱根駅伝、なぜこれほど人気なのか 隆盛の陰で負の要因も (4/5ページ)

2016.1.6 06:45

往路5区を独走する青山学院の神野大地選手=2日、神奈川県箱根町

往路5区を独走する青山学院の神野大地選手=2日、神奈川県箱根町【拡大】

 60億円の宣伝効果

 変化したのは87年、日本テレビに放映権が移ってからだ。時間枠増大で見る要素が増えることで、既存の正月“おせち番組”に飽きた層を取り込んだ。

 そして89年、坂田信久チーフディレクター(当時。後に東京ヴェルディ社長、国士舘大教授)を中心としたスタッフが箱根山中からの中継に成功。完全中継によって、以後、視聴率20%を超える人気メディア・スポーツとなっていく。

 箱根駅伝はまた大きな波及効果を生んだ。提供するサッポロビールは当然、スポーツメーカーにとっても60億円相当の宣伝効果があるといわれる。

 出場校にとってもPR効果は大きく、中堅、新進校は受験志願者を増やした。例えば、山の神・柏原竜二選手の活躍などで箱根を連覇した当時の東洋大は1万人志願者を増やしたとされる。こうした大学の広告効果も60億円と試算された。

選手間に“燃え尽き症候群”も生まれた

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