「モンハンクロス」大ヒット! カプコン開発リーダーに聞く新たな戦略 (3/5ページ)

2016.2.14 07:20

「モンスターハンター」シリーズの歴代ソフト。中央手前が「モンスターハンタークロス」

「モンスターハンター」シリーズの歴代ソフト。中央手前が「モンスターハンタークロス」【拡大】

  • 「モンスターハンタークロス」について語るカプコンの辻本良三第三開発部長(右)と小嶋慎太郎プロデューサー=大阪市中央区(前川純一郎撮影)

 そう教えてくれたのは、カプコンでモンハンシリーズのプロデューサーを務める辻本良三執行役員・第三開発部長(42)だ。

 モンハンはこれまで、愛好家が一つの会場に集まってゲームをし、技術を競う公式大会が開催されてきた。遊ぶほど楽しみが増すような奥の深さが、どうやら人気の秘密を解く鍵のようだ。クロスはこれまでのモンハンとどう違うのだろうか。

 武器が「大剣」や「ハンマー」などの14種類あることは前作と変わらない。ポイントは、狩猟の際のハンターの動きの特性を示す4種類の「狩猟スタイル」と、武器ごとに、ここぞというときに発動できる大技「狩技(かりわざ)」が新設されたことだ。

 「武器と狩猟スタイル、狩技の組み合わせを選んで狩りができるのが新しい点。(プログラムが複雑になるため)ゲーム開発の現場ではかなりの挑戦だったが、今回は『お祭り感』を出そうと思った」。辻本部長はそう語る。

 ハンターに付き従うネコの「オトモアイルー」が独立して狩りをする「ニャンターモード」も新しく搭載した。初期の作品に出てきた懐かしのモンスターが久々に登場するなど、ファンの心をがっちりとらえる仕掛けもある。

モンハンクロスの快進撃を受け、カプコンはスマートフォン向けとの…

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