終戦後から創意工夫を重ねた「えきそば」 うどんでも日本そばでもない姫路駅名物 (4/7ページ)

2016.4.21 05:00

えきそばの調理。限られた時間で食事をする利用客が多いため、スピードが求められる

えきそばの調理。限られた時間で食事をする利用客が多いため、スピードが求められる【拡大】

  • 竹田佑一社長
  • 「但馬牛牛めし」(右)と「名代あなご寿司」

                   ◇

【会社概要】まねき食品

 ▽本社=兵庫県姫路市北条北川原953

 ▽創業=1888年

 ▽設立=1944年

 ▽資本金=4800万円

 ▽従業員=360人

 ▽売上高=26億1000万円(2015年8月期)

 ▽事業内容=会席料理・弁当・折り詰め・パーティー料理など食料品の製造・販売

≪インタビュー≫

 □竹田佑一社長

 ■時代の変化に対応し伝統を継承

 --「えきそば」と「幕の内駅弁」から始まる弁当販売事業が有名だ

 「どちらもまねき食品にとって欠かせない強み。先人たちが培ってきた伝統の上に今の事業があるということを常に肝に銘じている」

 --経営のモットーは

 「『不易流行』という言葉を重視している。だしの作り方など、食品の根幹をなす部分は当然守り続けていかなければならないが、時代の変化に適応できなければ伝統を継承することも難しくなる。現状維持ではなく常に新しいことに挑戦し続けることで、伝統を守っていきたいと考えている」

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