格安スマホ急拡大、市場に150社超 乗り換え抵抗感薄れ、若いユーザーも増加 (1/5ページ)

2016.4.25 06:45

主なMVNOのサービス一覧

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  • MVNOの売り場を入り口近くに配置するなど格安スマホにも力を入れている「ヨドバシカメラマルチメディアAkiba」=3月16日、東京都千代田区

 ■イオン・LINEも

 携帯大手から回線を借りて通信サービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)の“格安スマートフォン”市場が急拡大している。基本的な通信料金が大幅に安くなるのに加え、最近では端末も充実し、販売店も増加。通話定額制や一部のデータ通信が無料になるなどサービスも高度化し、大手から乗り換える人も目立ってきた。今年に入り、流通大手のイオングループが本格参入したほか、今夏には対話アプリ最大手のLINEも参入する予定で、競争はさらに激化しそうだ。

 乗り換え抵抗感薄れ

 「メールアドレスが変わりました。新しいアドレスは…」

 小学生の子を持つ都内在住の女性。最近こうしたメールを何通か受け取った。変更先のアドレスはグーグルの「Gメール」だったという。大手から格安スマホに乗り換える場合、番号持ち運び制(MNP)で電話番号は変わらなくても、いわゆる“キャリアメール”と呼ばれる大手のメールアドレスは手放さなければならない。これまで、その面倒さや抵抗感が、乗り換えの壁となってきたが、その抵抗感が薄れてきたようだ。

現在は若いスマホの買い替え層にも需要が拡大

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