格安スマホ急拡大、市場に150社超 乗り換え抵抗感薄れ、若いユーザーも増加 (4/5ページ)

2016.4.25 06:45

主なMVNOのサービス一覧

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  • MVNOの売り場を入り口近くに配置するなど格安スマホにも力を入れている「ヨドバシカメラマルチメディアAkiba」=3月16日、東京都千代田区

 そこにイオンリテールの「イオンモバイル」が、最安料金とイオン200店舗以上での販売や強力なサポート体制を売りに参入。MVNOで「シェアナンバーワンを目指す」(デジタル事業部の橋本昌一事業部長)。受け付けシステムのトラブルが続いているが、想定以上の申し込みがあるという。

 さらに、日本では対話アプリの代名詞的存在となったLINEも参戦するとあって、「参入は脅威」(MVNO事業者)と競合他社は戦々恐々。LINEの具体的なサービス内容は不明だが、LINEをはじめ、フェイスブックなどのコミュニケーションアプリに使用するデータ通信料を無料にする方針だ。

 ■携帯大手の料金政策が立ち位置左右

 新規参入による料金競争が進み、現在は各事業者にほとんど差がない。動画が数時間見られるような月間3ギガバイトの高速データ通信と、音声通話ができる平均的なサービスで月額基本料は1600円前後(税抜き)。音声通話は各社とも30秒20円だ。端末は中国や台湾メーカーのものを中心に2万~3万円のものが充実。日本メーカー製では富士通やソニー、シャープも限定的に提供しており、人気が高い。自ら中古などで好きなSIMフリー端末を調達し、仮想移動体通信事業者(MVNO)の回線を使うSIMカードだけを購入するユーザーも増えつつある。

今後のシェア争いは販売店やサポート態勢が左右しそう

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