三菱自動車の燃費データ不正問題で、国交省への報告を終え記者会見をひらき、記者の質問を聞く相川哲郎社長=4月26日、東京・国交省(早坂洋祐撮影)【拡大】
--高速惰行法のほうが少なめに出るが、2.3%にとどまったということか
中尾副社長「このデータは高速惰行法のほうが多めに出ているというケース。燃費に有利だから高速惰行法を使用しているといった結果にはなっていない」
--何車種なのか
中尾副社長「これは1車種のリポートしか発見できていない」
--抵抗走行が逆転するケースもでてくるのか
中尾副社長「風速にもよるので、必ずしもどちらが有利とはいえない」
--なぜ厳しい値を出しているのか
中尾副社長「試験をやっていたということをいうためのもの」
--比較試験は、性能実験部のみがこのデータを扱えるのか。開発部も分かる試験なのか
中尾副社長「性能実験部が行った試験で、性能実験部内のみのデータである」
--他の部署はその試験内容を知っていたのか
中尾副社長「ほとんど知らなかったと思う。設計部門も知らなかったと思う」