【三菱自不正・2回目会見詳報(5終)】社長「(進退は)考える状況にない」「本件は会社の存続に関わる大きな事案」 (1/8ページ)

2016.4.27 00:59

三菱自動車の燃費データ不正問題に関する記者会見を終え会場を出る相川哲郎社長=26日、東京・国交省(早坂洋祐撮影)

三菱自動車の燃費データ不正問題に関する記者会見を終え会場を出る相川哲郎社長=26日、東京・国交省(早坂洋祐撮影)【拡大】

 --つじつまを合わせることが発端であったように思うのだが、つじつまを合わせるために他のモデルや年式切り替えで実測する意味がなくなったということか

 横幕開発本部長「おっしゃるとおりだと思う」

 --つじつまを合わせるために机上計算に走ったと

 中尾副社長「年式計算についてはそのような考えがあったと思っている」

 --他の(2)の方もそうなのか。そもそも燃費訴求車のデータが嘘だったと

 回答者不明「おおもとのデータを他の年式の検討の際のベースに使うことで内容が移動していったというか、他のそういうものが入り込んだということだ」

 --「そういうもの」というのは

 回答者不明「もともと本来よりは低いデータが次の年式でそこからスタートしてしまうと、それが事実かのようにするとそこから始まるように誤解される」

 --5回目標上げられたと言ったが、それに合わせて5回の変更というものの変化、あと抵抗値の変更と、どの段階で下の方の数値のものを使ったのか

 中尾副社長「目標値を5回変えたが、この中で3回目に変えたときにリッター28キロというふうに。28キロの時点ではそれを達成するためのいろんなものが盛り込まれる。それ以降、上がる分についてはそれを上げたいという提案があったときにそれを実現するためのエンジンとミッションの適合性という部分、タイヤの転がりの改善から上げていくと。それをベースに向上といった提案がなされていたと考えている」

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