三菱自動車の燃費データ不正問題に関する記者会見を終え会場を出る相川哲郎社長=26日、東京・国交省(早坂洋祐撮影)【拡大】
--高速惰行での抵抗データを良く見せたのは28キロの実現段階という理解でよいか。それ以降か
中尾副社長「実際は良いデータを出す29.2を出すために、そこでそういった行為がとられたと思っている」
--最終的に2013年2月の29.2キロに引き上げた段階で数字を書き換えた
横幕開発本部長「一番いいデータをとったと聞いている」
--社長の進退についてうかがいたい。現行の経営体制のままで信頼回復できると考えか
相川社長「原因がわからないと答えが出ないと思う。まずは原因究明。再発防止が私の今のミッションではないか。そこから先は考える状況にない。しかし本件は会社の存続に関わる大きな事案と思っている」
--3カ月めどとあるが、3カ月は残ると
相川社長「残らないと責任果たしたことにならないと思うので、社長の責任は果たす(きっぱりと)」
--燃費訴求車とはどういう概念か
中尾副社長「一番燃費の良い類別であり、現在、一番良い燃費の類別から中間の類別といったようにそういう分け方の類別設計はしている。一番良い燃費の類別、これに競合できるような類別という考えで設計している」