【スズキ不適切試験会見・詳報(4)】「技術的な方法は間違っていなかったはず」と担当役員は話すが… (2/3ページ)

2016.5.18 20:00

三菱自動車に続き、誤った自動車の燃費データ計測をしたスズキの会見=18日午後、東京都千代田区の国交省(宮崎瑞穂撮影)

三菱自動車に続き、誤った自動車の燃費データ計測をしたスズキの会見=18日午後、東京都千代田区の国交省(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

 「まず『走行抵抗』というのは、『空気抵抗』と『転がり抵抗』の和になりますので、空気抵抗というのは、車の風を受けてその抵抗になりますので、我々は風洞試験室に車を入れてですね。これを使い、各車速ごとの抵抗を測ります。それが空気抵抗値になります。時速10キロから20キロまでの風による抵抗値が出てくると」

 「それから『転がり抵抗』ですけれども、転がりに関係するユニットとしては、まず地面と接しているタイヤ、それからブレーキの『ひきずり抵抗』。それからベアリング、タイヤをつけるところにベアリングがありますのでそこの抵抗、それからトランスミッション自体が回っておりますのでその抵抗もある。これらの要因を全部測定して、時速20キロから90キロまで、10キロ刻みで抵抗を測り、『転がり抵抗』の総和をはじきます」

 「風洞実験で求めた『空気抵抗値』と『転がり抵抗値』を足して、それをプロットした中で二次回帰曲線を引いて…これを申請するということになっております」

 《現場が不正行為に手を染めた背景について、四輪技術本部長を務める笠井公人・常務役員が口を開く》

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