《質疑応答が続く》
本田治副社長 「16車種のうち『惰行法』での測定をしなかった車はございません。ただし、中には測定がうまくいっていなかったことも、他社さんと比べた場合にあった。残念ながら有効なデータとして使えるものがなかったと。これは社内の判断ですけど、そういうこともございました」
--16車種全てで『惰行法』の検査は行っている、行ってデータはとったけれど、あえて他の試験を行い、そのデータを『惰行法』でとったかのようにして国に出したということか
本田副社長「あの、今のルールに従えば、冒頭でお詫び申し上げたように、国が定めた法令にはしたがっておりません。このことは報告したとおりでございます」
--そもそも「惰行法」というのは、セットコースで実車を走らせること。そもそもそれ自体を行っていなということか
本田副社長「それはやっております。テストコースで、実車を実際に乗る場面で、実際の天候のもとでやったのかという質問だと思いますが、それはやっております」