【スズキ不適切試験会見・詳報(4)】「技術的な方法は間違っていなかったはず」と担当役員は話すが… (1/3ページ)

2016.5.18 20:00

三菱自動車に続き、誤った自動車の燃費データ計測をしたスズキの会見=18日午後、東京都千代田区の国交省(宮崎瑞穂撮影)

三菱自動車に続き、誤った自動車の燃費データ計測をしたスズキの会見=18日午後、東京都千代田区の国交省(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

 《質疑応答が続く》

 本田治副社長 「16車種のうち『惰行法』での測定をしなかった車はございません。ただし、中には測定がうまくいっていなかったことも、他社さんと比べた場合にあった。残念ながら有効なデータとして使えるものがなかったと。これは社内の判断ですけど、そういうこともございました」

 --16車種全てで『惰行法』の検査は行っている、行ってデータはとったけれど、あえて他の試験を行い、そのデータを『惰行法』でとったかのようにして国に出したということか

 本田副社長「あの、今のルールに従えば、冒頭でお詫び申し上げたように、国が定めた法令にはしたがっておりません。このことは報告したとおりでございます」

 --そもそも「惰行法」というのは、セットコースで実車を走らせること。そもそもそれ自体を行っていなということか

 本田副社長「それはやっております。テストコースで、実車を実際に乗る場面で、実際の天候のもとでやったのかという質問だと思いますが、それはやっております」

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