
2016年9月のパリ・モーターショーで世界初公開したGLMの次世代車「G4」。19年の量産開始を目指す(同社提供)【拡大】
□小間裕康社長
■日本の最先端技術を発信
--創業から7年。進捗(しんちょく)状況は
「開発の初期投資があり、採算が合っていない。まだスタートラインに立っている。トミーカイラZZという安全な車を作れるようになった段階だ」
--GLMの社員は“タレントぞろい”と聞く
「トヨタ自動車や三菱電機から転職したエンジニア。変わったところではファンド運営経験者がいて、資金調達が広がった」
--有名・著名人もGLMの事業を支援している
「元ソニー社長の出井伸之さんからは部品のサプライヤーなどを紹介いただき、XJAPANのYOSHIKIさんからは新しい感性での車作りのアドバイスをいただいている」
--御社のビジネスモデルは
「事業モデルは2つある。G4などの完成車は、とんがった商品を中規模でつくる。明確に限られた層にアプローチする。本業の大きなビジネスは、他社に提供する車のプラットフォーム(基盤)事業。メインのビジネスモデルにするつもりだ」