
2016年9月のパリ・モーターショーで世界初公開したGLMの次世代車「G4」。19年の量産開始を目指す(同社提供)【拡大】
--なぜそうした事業モデルを
「車作りで(部品メーカーなどと)協力関係が構築されている。日本の最先端技術を世界へ発信する会社になっていくためだ。完成車の事業以上にプラットフォーム事業は大きな市場がある」
--完成車のトミーカイラZZ、G4の違いはどこに
「ZZは徹底して走る、曲がる、止まる、にこだわった。G4はエアコンやエアバッグなど快適性を備えた車になると思う」
--大学院で学んだことは
「2年間、自分が信じるビジネスの根拠や前例を学べた」
--京都に本社を置く利点は
「東京より土地が安く、ものづくり企業も集まっている。特に京都には電子部品メーカーが多いことだ」
◇
【プロフィル】小間裕康
こま・ひろやす 甲南大法卒、京大大学院経営管理教育部修了。甲南大在籍時から約9年間、音楽家派遣ベンチャーの創業・経営に携わり、大学院在籍時の2010年、京大の電気自動車(EV)プロジェクトを母体にグリーンロードモータース(現・GLM)を創業し、現職。39歳。兵庫県出身。