エイコー本社1階に設置された、新人社員の自己紹介を流すディスプレー=大阪市中央区【拡大】
自己紹介映像の放映中、名前、生年月日、血液型、出身大学、趣味などが表示され、「一度見たら、本人の顔だけでなく、性格まで覚えてしまう」(社員)と好評だ。
映像は4月いっぱい、計12人の自己紹介映像(各1分)が、同社の営業時間中は繰り返し映し出された。
ロビーのほか、社員に配布されるタブレット型端末や4階の営業関連フロアにあるディスプレーでも放映された。
もっとも、映像に見入ってしまい、エレベーターに乗り遅れるハプニングも続出したとか。
初対面でもコミュニケーションが円滑に
新人社員の自己紹介動画の放映を始めたのは、平成23年。通常、エレベーター前のディスプレーでは、会議の場所や時間などを告知しているが、社員の老松信子さん(現コーポレートデザイン本部所属)から「新入社員の名前や情報を社内で共有できないだろうか」と提案があり、取り組みが始まった。