韓国製の未承認カラーコンタクトを宣伝したとして大阪府警に摘発された輸入代行業者の通販サイト。女性にとって目元は魅力を強調する最も重要な部分だが、“美の探求”には危険もつきまとう【拡大】
渡辺院長によると、グループIとは、透明な視力補正用コンタクトレンズでは50年前に使われていた古いタイプのレンズのこと。「水分量が少ないし、酸素を通しにくいので目によくない」といい、性能の悪さゆえ、視力補正用では今は使われていない素材だ。
人気の格安海外製品は「安かろう悪かろう」の典型だということだ。
2枚重ね、危険な用法
粗悪なカラーコンタクトを使用するのでさえ、危険が伴う。これを誤った方法で装着すれば、目を傷つけるのは当然だろう。だが、知ってか知らずか、そんな危険な装着方法を実践している人は多い。
通販サイトではよく、「半年間装着可能」という表示が見られる。ところが厚生労働省によると、日本ではカラーコンタクトの使用は1カ月以内が基準となっている。