韓国製の未承認カラーコンタクトを宣伝したとして大阪府警に摘発された輸入代行業者の通販サイト。女性にとって目元は魅力を強調する最も重要な部分だが、“美の探求”には危険もつきまとう【拡大】
また、節約のために1日使い切りのカラーコンタクトを洗って、無理やり数週間使用する人もいるというが、レンズに付着した汚れを完全に落とすことはできず、残った汚れが眼球をこすって傷つける恐れがある。
むちゃな使い方はそれだけに止まらず、通常の視力補正用コンタクトの上にカラーコンタクトをかぶせる「2枚重ね」というのもあるという。しかし、それぞれがずれて目を傷つけたり、眼球が極度の酸素不足に陥って角膜内部の細胞が減少したりする恐れがあるという。
こうした状況に、国も手をこまねいていたわけではない。カラーコンタクト使用者の増加に伴って粗悪品が市場に出回ったことを受け、厚労省は平成21年、カラーコンタクトを「高度管理医療機器」に指定した。これによって薬事法に基づき、カラーコンタクトの販売や広告には厚労省の承認が必要になった。
だがこの規制は、あくまで国内での販売に関するもの。個人輸入や輸入代行は対象外だ。日本コンタクトレンズ学会の調査では、購入者の半数以上が「通販サイトで購入した」と回答しており、規制と現実がかみ合っていないのが実情だ。