観光地で高性能のカメラを片手に、花や動物、古い町並み、人々の暮らしなどにレンズを向ける「カメラ女子」。撮影した写真はブログやツイッターなどで発信する人が多いため、「地域の魅力を発信してくれる」存在として注目が集まっている。撮影会やツアーを開催し、地域振興や活性化につなげようとする動きも各地で起きている。(袖中陽一)
ネットや口コミで
昨年10月中旬の土曜日。広島県世羅町に、カメラを手にした20代半ばから50代までの女性48人が集まっていた。一行はプロのカメラマンとともに観光農園や牧場、寺院をめぐり、アドバイスを受けながらベストショットを狙っている。
同町などでつくる「世羅高原カメラ女子旅実行委員会」が主催した撮影ツアー。県内はもちろん、東京や大阪からも女性の参加者が相次いだ。日帰りと1泊2日の2コースがあり、1泊コースでは高原ならではの星空撮影もある。「プロの指導のおかげで上達した」「もっと長く滞在したかった」と評判も上々だった。