実行委員の一人、観光農園「世羅高原農場」(世羅町、15ヘクタール)の吉宗五十鈴(よしむねいすず)さん(37)は、自身もカメラ女子。食料や寝袋などを背負って旅行をするバックパッカーだったという大学生の時代からカメラが好きだったが、結婚を機に同町に住むようになると、町の景色をカメラに収め始めた。
「自然が豊かで、それまで観光客が来てくれないと思っていた冬でも、新雪の風景など十分に魅力があることに気づいた。カメラ好きな女の子をツアーや撮影会で呼び込めば町の振興にもつながるのではないかと考えた」。町などに働き掛け、平成24年3月、最初の撮影会を開催。参加者の評判が良く、昨年は6回開催し、延べ100人が参加した。
「参加してくれた人がインターネットや口コミで町の魅力を広げてくれました」と吉宗さん。それだけにとどまらない。「ツアーや撮影会を開いたことで、この町に住む人自身が改めて町の魅力を再発見したという部分もありました」
たった1枚でも
瀬戸内海に浮かぶ小豆島(香川県小豆島町、土庄町)では地元在住の7人のカメラ女子でつくる「小豆島カメラ」がカメラ雑誌とタイアップし、夏に島内をめぐる撮影ツアーを企画している。