産業技術史上、貴重なスチームハンマー。幕末に輸入され、今も国内外から研究者が訪れる=神奈川県横須賀市のヴェルニー記念館(寺田理恵撮影)【拡大】
■「富岡」世界遺産登録、6月に可否
日本の産業遺産では、政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に推薦した群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」の登録可否が6月、決定される。構成施設は明治5(1872)年に設立された官営の富岡製糸場(富岡市)など4つ。日本の蚕糸業を世界一の水準に押し上げた歴史を伝える。登録が決まれば産業遺産への関心が高まりそうだ。
来夏の世界遺産登録を目指すのは「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」。幕末から明治期にかけ、重工業発展の原動力となった8県の23資産で構成。今も稼働する造船所や製鉄所が含まれる。