陸自隊員の“静かなる誇り” 「プロ中のプロ」命がけの不発弾処理 (5/8ページ)

2015.5.31 07:07

不発弾の信管を取り外す作業をする陸上自衛隊中部方面後方支援隊第103不発弾処理隊(陸上自衛隊提供)

不発弾の信管を取り外す作業をする陸上自衛隊中部方面後方支援隊第103不発弾処理隊(陸上自衛隊提供)【拡大】

  • 信管を取り除き安全化された不発弾をつり上げる=5月9日、大阪市浪速区(陸上自衛隊提供)
  • 取り除かれた信管(左)と弾底の信管(陸上自衛隊提供)
  • 3月16日に大阪市浪速区の工事現場で発見された不発弾(陸上自衛隊提供)
  • 陸上自衛隊桂駐屯地で展示されている2000ポンド爆弾の模型(陸上自衛隊提供)
  • 5月9日の不発弾処理で立ち入りが禁止された区域

 振動を与えないように静かに、そして慎重に回している様子が目に浮かぶ。

 8分の1を回す作業を8回繰り返し、1回転目が無事終了。一端、工具の一部を外して信管の状況を確認。再び、信管を回す作業が始まる。

 8時36分に5回転完了。8時41分に10回転完了。そして8時46分。

 「弾底信管、離脱」

 2つある信管のうちの1つが無事取り除かれた。

 隊員は続いて、もう1つの弾頭の信管の作業に取りかかった。

 処理重量は年間平均50トン

 今年で戦後70年を迎えるが、不発弾はいまなお地中に眠っている。

 陸上自衛隊には各方面ごとに不発弾処理隊が4隊ある。地中で発見され、地元警察や自治体で処理できない場合、陸上自衛隊に処理の依頼がくる。

 防衛省統合幕僚監部によると、平成25年度は全国で1560件、重量では計57・1トンを処理。21年度から25年度の5年間で、年平均1565件、51・3トンを処理した。

不発弾処理は、先の大戦で地上戦があった沖縄県の割合が最も多い

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