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被災地ボランティア学生座談会(上) 自分たちの居場所に「帰る」 (4/4ページ)

2013.7.12 15:15

「被災地に行く?帰る?」をテーマに開かれた学生ボランティアらによる座談会=2013(平成25)年6月27日、東京都港区赤坂の日本財団(日本財団撮影)

「被災地に行く?帰る?」をテーマに開かれた学生ボランティアらによる座談会=2013(平成25)年6月27日、東京都港区赤坂の日本財団(日本財団撮影)【拡大】

  • 震災直後から被災地ではがれき撤去などのボランティアに多くの学生が参加した=2011(平成23)年4月30日、宮城県気仙沼市(日本財団撮影)
  • 宮城県気仙沼市唐桑町
  • SANKEI_EXPRESS__2013(平成25)年7月7日付EX(22面)

 よそ者を増やす

 震災当時は高校生で、1年後、2年後に大学に入学してきた学生にとって、被災地でのボランティア活動は敷居が高くなっているのも事実だろう。

 「私がボランティアで初めて被災地に行ったのは震災から2カ月後。がれき撤去からボランティアに参加していた学生だからこそできることがあると思っている。一度も被災地に行ったことのない学生を巻き込み、伝え続けることをやめたくない」。私は思いをつないでいくことの大切さを訴えた。

 1年間の休学を終え、今は東京で復興支援の学生団体の代表をしている根岸さん。「東京の学生の考えや認識と、実際に現地にいる人の考えにはギャップもある。でも、よそ者である学生が現地に入ることで、新しいものが生まれることもある。よそ者を増やし、現地の人を巻き込む活動を続けていきたい」と、力を込めた。(今週のリポーター:フェリス女学院大学 田中葵/SANKEI EXPRESS

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