何よりもレギュラーシーズンが第一。そこを勝たないと、上のステージにも行けない。だからこそ、終わったことをいつまでも喜んでいる時間はない。引退したときに当時を思い出して「よかったな」と。それでいいと思う。日本でもアマチュア、プロとずっとそう考えてきた。
理想を追いかけていく
もちろん、ワールドシリーズ制覇が大きなプラスの経験になったのは確かだ。ただ、プラスの経験を振り返ってもさらなる成長はない。自分の中では、打たれた場面を思い出すことの方が多い。マイナスをどうプラスに変えていくか。だからこそ、打たれた場面は全部覚えている。
打たれることは、もちろんある。大事なことは反省だ。「なぜ打たれたのか」。配球はどうだったか、投球フォームは崩れていなかったか。ショックを引きずることはマイナスだが、自問自答は欠かせない。
成長は楽しみだ。その余地はいくらでもあると思っている。今季の成績も周囲は高く評価してくれたかもしれない。それでも、防御率が0点だったわけではないし、対戦相手を全員抑えたわけでもない。