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みそ作りに挑戦 受け継がれる「わが家の味」を育てる 料理研究家 藤野嘉子さんに聞く (3/5ページ)

2014.1.7 18:55

「手前みそ」で作った味噌汁は体中に染み渡るようなやさしい味わい

「手前みそ」で作った味噌汁は体中に染み渡るようなやさしい味わい【拡大】

  • <みそ作りに挑戦>__材料は(写真奥から時計回りに)乾燥大豆400グラム、塩160~200グラム(なるべく天然塩)、酒かす200グラム(練りかすでも可)、米こうじ400グラム(乾燥・冷凍でも可だがなるべく生こうじ)。できあがりは1.5~1.7キログラムとなる。
  • <みそ作りに挑戦>__(工程1)大豆は、汚れを取り水洗いし、3倍の水に一晩つける。
  • <みそ作りに挑戦>__(工程2)戻し汁ごと鍋に入れ、手でつぶれるぐらいまで柔らかく茹でる。ほんの少量の重曹を加えると早く柔らかくなる。
  • <みそ作りに挑戦>__(工程3)こうじは柔らかく手でほぐし、塩とあわせる。むらがなくなるまでよく混ぜる(塩塚夢撮影)
  • <みそ作りに挑戦>__(工程4)大豆をゆで汁と分け、大豆のみフードプロセッサーにかける。ゆで汁は取っておく(塩塚夢撮影)
  • <みそ作りに挑戦>__(工程5)粒が半分ぐらいなくなったら酒かすを入れ、さらに混ぜる。粒がほとんどなくなるまでペースト状にする(塩塚夢撮影)
  • <みそ作りに挑戦>__(工程6)ゆで汁(ぬるいぐらいの温度)を加えて堅さを調整する。握って指の間から出るぐらいになればOK(塩塚夢撮影)
  • <みそ作りに挑戦>__(工程7)みそを200~300グラムごとに分けて丸める(塩塚夢撮影)
  • <みそ作りに挑戦>__(工程8)空気を抜くため、高い場所からたたきつけるようにみそ玉を容器に入れる。手をグーにして、容器の壁に押しつけるようにして詰める。これを繰り返す(塩塚夢撮影)
  • <みそ作りに挑戦>__(工程9)ふちについたみそを、アルコールをふくませたキッチンペーパーで拭き取る(塩塚夢撮影)
  • <みそ作りに挑戦>__(完成)表面をならしてラップで抑える。フタをして冷暗所に保存する。
  • 料理研究家、藤野嘉子さん=2013年12月13日(塩塚夢撮影)
  • 料理研究家、藤野嘉子さんが監修した「みそ汁をもっと美味しく!かんたんレシピ」(世界文化社、1365円)は、季節の素材を使った味噌汁や定番小鍋料理など、39レシピを収録(提供写真)
  • クルッと回して簡単に1人前を計量できるみそマドラー(提供写真)

 材料と道具を用意したら、あとは手順どおりに材料を混ぜ合わせるだけ。「時間はかかりますが、手順は簡単です。みそを混ぜたり、容器に詰める作業などは、家族や友人でワイワイとおしゃべりしながら作るのも、いい思い出になりますよ」

 肝心なのは、置き場所とアフターケア。まず、できたてのみそは3月ごろまで、床下やベランダの北側などの冷暗所に置く。4月になったら上下をひっくり返すように混ぜ、冷蔵庫の野菜室に移動する。「いきなり冷蔵庫に入れてしまうと、発酵があまり進みません」

 青や黒のカビが出てきたら、消毒したヘラで周りごとすくい取る。ただし、白く浮いてくるものはこうじ菌なので取り除かなくてもよい。

 豊かさ感じる時間

 半年ぐらいたったら食べられるようになる。この時期のみそはフレッシュな味わいでキュウリなどに付けると美味。9月ごろまで寝かせるとさらに芳醇な味わいとなる。

手作りのみそは家庭ごとに違う。自分が死んでも、ずっと未来へとつながっていく

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