【牧野直子の健康ごはん】
韓国版お好み焼きとして日本でも広く知られ、食べられているチヂミ。チヂミは韓国の慶尚道地方の方言で、韓国の標準語ではプッチムゲまたはジョンといわれ、いずれも「平たく伸ばして焼いたもの」という意味だそうです。また“雨の日の食べ物”といわれ、「雨の日は買い物に出るのが面倒なので、ありあわせの材料で作る料理だから」とか、「雨の日は元気が出ないので栄養満点のチヂミを食べて元気になろう」など諸説あるようです。
確かに、海鮮チヂミはシーフードや卵でタンパク質が補え、たっぷりのニラでカロテンやビタミンC、E、食物繊維などが補える一品。おかずとしても、おつまみとしてもよいですね。ニラの代わりに、小ねぎを使ってもよいですね。また、今回はチヂミ生地の中に、コチュジャンを加え、辛味と甘味をプラスし、しっかりした味に仕上げました。