新たな万能細胞「STAP(スタップ)細胞(刺激惹起性多能性獲得細胞)」を作製した、理化学研究所の研究ユニットリーダー、小保方(おぼかた)晴子さん。実験では祖母からもらったかっぽう着を白衣代わりに愛用している=2014年1月28日、兵庫県神戸市中央区(伊藤壽一郎撮影)【拡大】
笹井芳樹副センター長によると、センターは「5年、10年で何をしたいか」といったアイデアを重視し、人事委員会で採用を協議する。笹井氏は「うまくいくかは別として、大きな夢に向かって勝負をする。いわばハイリスクハイリターンな研究所」と自己評価する。
若手の研究者の活躍は、山中教授のノーベル賞受賞に続いて、再生医療の研究を加速させる可能性を秘めている。
心臓病患者へiPS細胞から作った心筋細胞の移植を目指す澤芳樹・大阪大教授(心臓血管外科)は「ヒトの細胞でできると分かったわけではない。医学や医療へ行くにはたくさんのハードルがある」とした上で、「これからもこういう研究はたくさん出てくるだろう」と、期待を寄せた。